INNER CARE
インナーケア

お水と肌の関係

お肌のハリやツヤを保つにはスキンケアだけでなく、お水を飲み、肌に水分量を維持することが大切です。
一般的に、健康で美容的な肌の水分量は、20〜30%と言われています。ツヤとハリのある肌は、適度な水分量を保つことが出来ていると考えられています。
一方で、20〜30%の水分量を切った肌は乾燥し始め、小じわや炎症・くすみなどの原因になってしまいます。肌の水分量が低下するとバリア機能が低下することで、肌トラブルがおこりやすくなるのです。

お水を飲む時のポイント

1日に摂るべき水分量って?

1日に必要な水分量は人それぞれ、自身の体重によって異なります。
簡単に摂取量がわかる計算式を紹介いたします。
体重(kg)×40ml
例:体重50kgの場合は、50kg×40=2,000ml/日となります。

普段の食事からも水分は摂れますが、500mlのペットボトルを4本分こまめに飲むようにしましょう。

常温の水を飲むことが大切

普段から飲む水の温度は体温と同じくらいがベストです。そのため、37〜40℃程の温度が適正になります。冷たすぎてしまうと体を冷やす原因になり逆効果です。内臓が冷えてしまうと、それに伴い血流が滞りやすくなるほか、胃腸などの動きがゆっくりになります。新陳代謝も下がり、むくみにも繋がってしまうので、冷たいお水の大量摂取には注意しましょう。

ミネラル豊富なお水を

ミネラルウォーターに含まれるナトリウム・カリウム・マグネシウムは血圧や筋肉の収縮を整えるだけでなく、血行の改善にも役立ちます。また、ミネラルは体の皮膚の潤いやハリを保つ効果があるため、普段の水分摂取に積極的に取り入れましょう。

30分に一回こまめに水分補給を

お水は「30分に一口」こまめに飲むのが理想的です。少し喉が渇いた・・・と感じた時にはもう遅いかもしれません。体が水を欲しがるサインを出す前に自ら積極的に水分補給をするようにしましょう。

食事

肌は3層に分かれており、スキンケアではいちばん外側の表皮部分しかケアをすることができません。
肌のハリや弾力は肌の真ん中の層、そしていちばん内側の真皮層には、毛細血管が通っており、血液から直接栄養を届けています。
血液によって運ばれる栄養と酸素・水分が送られ、二酸化炭素などの老廃物が取り除かれています。
この血液には、「食べたもの」が関係しています。
毎日の食事から得る、栄養バランスをしっかり整える事で、角質細胞が健康に育ち、美しい肌へと導きます。

おすすめの栄養素

体を作るたんぱく質

一日に必要なたんぱく質量は体重1kgにつき、1~1.5g。
体と心に健康にもっとも関わりがあるため、積極的に日々の食事に取り入れましょう。
主に、肉類や魚介類、卵に含まれます。

肌を守るビタミンB6、コラーゲンを作るビタミンC

ビタミンB6は、タンパク質をエネルギーに変換することを助けるとともに、皮膚の健康維持に役立つ栄養素です。
鶏肉やレバー・魚介類に含まれます。ビタミンCは、肌の酸化を抑える栄養素で、鉄やカルシウムの吸収をサポートします。
キウイやいちご、じゃがいもなどに多く含まれています。

タンパク質が一番大事

タンパク質とは

人の身体は毎日代謝を繰り返し、皮膚の細胞は生まれ変わっています。
この新しい皮膚はタンパク質から作られています。タンパク質は筋肉を作るというイメージがありますが、臓器や肌のハリ・つや、弾力に関係するコラーゲンやエラスチンも実はタンパク質が構成しています。
また、体の細胞の構成成分の約60~70%が水分であり一番多く、次にタンパク質が約15%と多くなっています。体内のタンパク質が不足したり、栄養バランスが偏ると、肌や髪など外から見える部分だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす原因となってしまいます。

タンパク質が不足すると…

・肌が乾燥してカサつく
・肌荒れ、肌トラブルが起きやすい
・肌の弾力が弱くなったり、たるみがでたりする
・髪の毛のツヤがなくなる
・髪の毛が細くなったり、切れやすくなる
・髪の毛がパサつく

肌や髪のトラブル以外にも、爪が弱くなったり、基礎代謝の低下によりエネルギーが上手く消費されず、太りやすくなる体質の原因になります。 美容の悩みは、体が知らせるSOSのサインかもしれません。

タンパク質はどんなものに含まれる?…

タンパク質を摂取できる食品には、動物性と植物性があります。

タンパク質はどのくらい摂ったらいいの?…

厚生労働省が出している、成人女性が1日に摂取すべきタンパク質の摂取基準は、個人差はありますが1日50gと言われています。
1日40~50gのタンパク質を1種類の食品だけで補おうとすると、基準値のタンパク質は摂取できても、脂肪分を摂りすぎたり、他の栄養素が不足・過剰摂取になってしまう恐れがあります。
一食で1日分のタンパク質を摂ろうとするのではなく、複数の食品を組み合わせて朝昼晩の三食から無理なく計画的に摂取していくことが大切になります。

LINE UP

INSTAGRAM